就任祝いのお花の贈り方

就任祝いといえば、社長、会長、取締役、院長、店長など役職別に様々なお祝いがありますね。 今回は就任祝いにおすすめのお花や、お祝い札についてご紹介します。

お祝い札の書き方

お祝いの立札にはお祝いの言葉と贈り主の名前が書かれており、誰から贈られたものかを明確にするものです。

胡蝶蘭を贈るときは縦書きにすることが多く、「祝」「御祝」といった表書きは赤で、文頭または右側に配置するときれいにまとまります。贈り主の名前は縦書きでは立札の左側に記載するのがマナーです。記載する文字の中にカタカナやアルファベットが入る場合などは立札を横書きにすることもあります。

また、アレンジメントの花を贈るときは横書きにすることが多いです。

記載内容は「お祝い文言＋贈り主」または「先様＋お祝い文言＋贈り主」。

立札の文言は詰め込みすぎると見た目が悪くなることもあるため必要最低限の情報を入れることを優先するといいでしょう。就任祝いの場合は贈られる方の名前を入れるだけでなく、新しい役職をいれるのもおすすめです。

贈る花のスタイル

お花を贈るといってもいろいろなスタイルがあります。いくつか例をあげて相場の目安やメリットデメリットをみていきます。

①胡蝶蘭の鉢

②アレンジメントの花

吸水スポンジを入れた花器に様々なお花を生けたものがフラワーアレンジメントです。

洋風にアレンジされたものもあれば、和風にアレンジされたものもあり、飾る場所や贈りたい相手の好みに合わせて選べます。サイズも自宅に飾れるサイズやオフィスに飾っても見劣りしない大きさのものなどいろいろ選べます。

就任祝いのお花としては胡蝶蘭が一般的ですが、たくさん届く白い胡蝶蘭の中ではフラワーアレンジメントもインパクトがあります。

吸水スポンジが乾かないように水やりすれば1～2週間ほどお花を楽しむことができます。

相場は5000円～３万円くらいと幅があるのでお花屋さんに相談するのがよいでしょう。

また、アレンジメントにはプリザーブドフラワーを使ったものもあります。プリザーブドフラワーは花を枯れないように加工してあるので1～2年くらいはきれいな状態で飾れます。

生花のアレンジメントよりコンパクトなので小さなスペースにも飾れます。

プリザーブドフラワーは1万円くらいからが目安です。

③スタンドの花

スタンド花とはスタンドの上に切り花を生けた「スタンド型のフラワーアレンジメント」のことです。

幅が60～100cm、高さが160～200cmくらいで、一般的なアレンジメントと比べて大きく人目を惹きます。店前などの屋外やロビーなどの広い場所に設置されるので周囲への宣伝効果になるのもメリットです。スタンドの上に大きなフラワーアレンジメントが１段ついたものがスタンダードなタイプで、１段に加えてスタンドの下部にもう１段小さめのアレンジメントを添えた２段タイプにするとより華やかな印象になります。デメリットとしては比較的広い設置場所が必要になるという点ですが、設置場所によって低くてコンパクトなロースタンドタイプにもできます。

相場は15000円くらいからが目安です。

スタンド花は一定期間後に販売業者が回収してくれるので処分の手間もかからず便利です。

④観葉植物

観葉植物は葉やその色合いも楽しく、自然な雰囲気を醸し出しててくれますね。

お洒落でお手入れも簡単で、インテリアのワンポイントにもなり、長く楽しめます。フラワーアレンジメントのような華やかさは少ないですが、空間に緑の植物があるとリラクゼーション効果もあるといわれています。

相場は7～8000円くらいからが目安です。

就任祝いに贈る花には特に気まりやルールがあるわけではありません。贈る相手の就任を心からお祝いする気持ちを込めて選ぶのが大事です。就任祝いに贈る花が決まらない時は希望の色などを花屋さんに依頼するとイメージに近いものを見繕ってもらえます。避けたい色や花などがある場合でも伝えておくと対応してくれます。予算など何でも相談してみてください。

また、贈られる側の、一度にたくさんのお花がまとめて届いた時の納品対応や先述の花が枯れた後の廃棄、などのお困りごとを解消するお祝い花コレクトサービスを扱っているお花屋さんもあります。

湘南フラワーコーディネートでは、通常のお祝い花の他に、みんなにやさしい花贈り「HANAMUKE」でこちらのサービスも承っております。