No.353 SFC談話室

農水省花幸会からこんにちは

今月は朋有り~ということで、SFCより先輩の農水省花幸会から、佐藤美智子さんに寄稿頂きました。農水省は昼休みの1時間だけで準備して生けて片付けまでを終えなければならないので、皆さんとても手早く、それでいてとても丁寧で素敵な作品を活けられます。今のお気持ちを聞いてみましょう。

農水省花幸会 佐藤美智子さん

農水省花幸会のお稽古が今年の3月から再開しました。農水省チームはこの3年間は通信教育でお稽古を続けていたり、独自でお花を楽しんでいたりしていたようです。
 
私はお稽古日の週末に届くグループLINEの作品を毎回とても楽しみにしていました。先生のコメントに「なるほど~」とひとり言を言いながら、これまでの対面お稽古では考えたこともなかった写真映えを考えてみたり、家にある容器に生けてみたり、通信教育だからこそのお稽古を楽しみました。定期的にお花が月2回届くことで、外出自粛で「今日って何日?何曜日だっけ?」なんてボーっとした生活が活性化されました。今になって思うと、自宅で生けることは飾る場所スペースが同じですし、持っている花器に限りがあるのでどうしても同じような構図になってしまい発展がなかったのも事実です。
 
やっと対面でお稽古ができるようになって、画面上でなく直に色々な生け花作品を見られるようになり、先生方のトークもスパイスになってお花時間の癒しパワーが増しました。コロナ禍もめげずに続けてきてよかったです。あとは、「気軽に月2回、生け花してみませんか?」で農水省メンバーが増えることを願うばかりです。