SFCニュース4月号

始まりの季節、新しいチャレンジを

 桜もあっという間に散ってしまい、駆け足で春がやって来ましたね。暖かく晴れた日にまだまだ着慣れないスーツを着た新社会人の姿を見かけるようになりました。今年はコロナ関連の規制が解除されつつあり、入社式を大々的にしているところが多い印象です。昨年まで入社したけど在宅勤務で会社の人とまだ会っていない、みたいな話も多かったですが、今年はだいぶコロナ前に戻りつつあるのでしょうか。正に待ち望んでいた春と言う雰囲気ですね。
 平野が4 0年以上指導してきたS F Cの前身でもある農水省花幸会のおけいこも、ずっと通信でやって来ていましたが、3月からお昼休みのおけいこを再開しました。月2回開催し、1回目は平野、2回目は阿多が担当するという新しい形でのスタート。初月の3月は2回とも平野について補助をさせていただきましたが、久しぶりに平野の教える様子を間近でじっくり見る事ができ、私自身も学ぶことが多かったです。
 今年は花屋に農水省に、新しい取り組みが目白押しで、日々学びの連続です。悩んだり不安になったりすることも多いですが、花を生けたり花の魅力を伝える機会にこれほどに恵まれているというのは、何より嬉しく、楽しいひと時を生徒さんやお客様と分かち合えるのは、本当に幸せなことだなぁと感じています。
 S F Cの先生方の中では「若い若い」と言っていただけていますが、気づけばいい年になっていて、不惑過ぎてもなお惑ってばかり。5 0には天命を知ることが出来るのか・・・と焦りを感じつつも日々邁進しております。怒涛のようにやってくるタスクに追われるだけではなく、きちんと向き合うべきことに向き合う時間を大切にしていきたいです。
 まだまだ人生折り返し地点。思えば1 0歳くらいから始めたお花は、途中子育てなども挟みましたが既に3 0年も続けていることになり、人生の半分以上を共にしてきました。意識をして取り組むことと、なんとなくダラダラと長くやるのでは、吸収や成長が全然異なります。長くやっていると意識しなくてもそれなりに出来てしまう分、気を抜くとすぐにマンネリ化してしまいます。新たなチャレンジは、今後も楽しんで続けていく上で必要なスパイスなのかもしれません。
 新しい年度の始まり。皆さんもちょっとだけ意識して自分なりの新しいチャレンジをしてみましょう!今月も楽しいおけいこが出来るようスタッフ一同準備を進めています。