「まずはやってみる」でやる気スイッチオン!

ようやく緊急事態宣言が解除されましたね。私の住む東京では、1月からほとんどずっと緊急事態宣言下にあったので、都民にとっては緊急事態というより既に日常ではありましたが、やはり解除されると少しずつ子ども達の活動も活動時間が伸びたり活動の幅が広がり、嬉しいやら忙しいやらと言った感じです。

 そんな中、ずっと一人でお泊りができなかった三女が辻堂の実家に一人で泊まると言い出し、送り迎えも兼ねて、30周年記念誌の平野との合作作品の制作を辻堂海岸で行いました。

 送りに行った日は台風で出来ず、お迎えの日にすることにしたのですが、朝からミーティングなどがあり、辻堂についたのは既に14時を回っていました。写真撮影をするのに日が落ちてしまわないか心配でしたが、平野も私も昔の海生けの経験が生きて、あっという間に仕上がりました。娘と父には流木集めを手伝ってもらったりと4人がかりで楽しいひと時でもありました。

 「花を生ける」という行為自体も、とても楽しいものですが、「冊子にする」という目標を持って取り組むといつもとは違った緊張感が心地よく、また違った面白さを味わえますね。

 まだまだ油断は出来ない状況ではありますが、コロナが落ち着いたら、また花展やイベントなどで仲間と共に花を楽しむ時間を設けたいですね。

いよいよ記念誌の編集も佳境に入り、山本先生を中心として、平田先生にもご協力いただき、順調に準備が進んでおります。「あとは阿多先生の分です」と、いつもながら仕事の遅い私への督促が聞こえて来そうです。

 せっかくの記念誌のための作品なので、ゆっくり構想を練りたいと思うのですが、ゆっくり考える時間を取る間もなく、ぐるぐるとしております。今回の海生けも「これを使おう」という基本的なこと以外は、ほとんど打ち合わせ無しで生け始めましたが、作品作りは、頭の中で考えるより、大まかのイメージだけ決めたら、まずは素材を手に取り生けてみるのが一番ですね。何事もやってみないと分からないですし、花と真摯に向き合いその場での判断がとても大事なのだと思います。

 ちなみに、このニュースのコラムも、いつも書き始めるまで「何書こうかな~」と悩んで時間が過ぎてしまうのですが、書き始めれば書きたいことも出て来て、今度はまとめるのに苦労したりしています。「まずやってみる」が大事ですね。 脳科学的にもやる気スイッチは「まずは手を付ける」というのが大事なのだそうです。

 さあ、今月はどんな花材と向き合う事になるのか。心をまっさらにして、まずは花材に向き合ってみましょう。

花材研究~世界の祭りから~ 10月 ディーワーリー

 北インドを中心に行われるヒンドゥー教における新年を祝うお祭り「ディーワーリー」の「ディヤ」は「灯り」を意味し、「光のフェスティバル」とも呼ばれます。家族で集まり、ロウソクに火を灯し、ヒンドゥー教の女神ラクシュミーに祈りを捧げるそうです。

 お花も供えるようですが、花を数珠つなぎにしたハワイのレイのような装飾をするようですね。