【お花の名前を韓国語で覚えよう】クリスマスローズ

金木犀の香りが風に乗ってやってくる、過ごしやすい季節になりました。
今回ご紹介するお花は、クリスマスローズです。

名前に「クリスマス」とついていますが、クリスマスの時期に咲くお花ではありません。一般的には1月から2月ごろに花を咲かせます。

我が家の庭にも植えているのですが、北側にあるせいか、毎年3月ごろになると咲き始めます。
花の少ない時期に、ふと気がつくとひっそりと咲いているクリスマスローズを見つけると、「今年も咲いてくれた!」とうれしい気持ちになります。
クリスマスローズの魅力は、花もちがよいこと。咲いてからすぐに散ってしまうことはなく、1~2か月ほどきれいな姿を楽しむことができます。

以前、紫陽花や花木で有名な鎌倉の明月院へ梅を見に行ったときにも、目立たない場所に、うつむき加減のクリスマスローズがたくさん咲いているのを見つけました。
控えめに咲いている姿がとても可愛らしく、春を待つ季節にぴったりのお花だなと思いました。
「クリスマス」という言葉が入っているだけで、少し華やかでワクワクした気持ちになるのも、このお花の魅力のひとつかもしれません。

さて、そんなクリスマスローズは韓国語で크리스마스 로즈(クリスマス ロジュ)といいます。
英語の「Christmas Rose」をそのまま韓国語にした呼び方です。

また、植物名としては헬레보루스(ヘレボルス)と呼ばれることもあります。
「ヘレボルス(Helleborus)」という名前は、古代ギリシャ語に由来するといわれています。
「helein(害する)」と「bora(食べ物)」という言葉がもとになっていて、クリスマスローズの仲間には毒性があることから、この名前がついたとされています。
見た目は可憐で、うつむくように咲く姿がとても愛らしいクリスマスローズですが、実は昔から薬草として利用された歴史がある一方、扱いには注意が必要な植物でもあります。可愛らしい姿だけでなく、こんな名前の由来を知ると、植物への興味もますます深まりますね。

教室では、クリスマスローズを切り花としてお稽古に使ったこともあります。
くすみピンクのクリスマスローズは、少し落ち着いた大人っぽい雰囲気。
最近人気の韓国風アレンジメントにもよく似合う、くすみカラー、ニュアンスカラーが魅力のお花です。
華やかすぎないのに、そこにあるだけでおしゃれな雰囲気を作ってくれるところも、クリスマスローズの素敵なところですね。

寒い季節から春に向かって、ひっそりと花を咲かせるクリスマスローズ。
みなさまのおうちや身近なところにも、春を待つかわいいお花はありますか?

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文:檜枝苺湘
湘南フラワーコーディネートスクール上級講師

監修者:阿多星花
有限会社湘南フラワーコーディネート 代表
花屋kkot kkotオーナー
草月流一級師範総務
SFC生け花上級講師
SFCフラワーデザイン上級講師