SFCニュース6月号

信頼とコミュニケーションで動かしていく⼒

あっという間に6月。紫陽花の綺麗な時期になりましたね。
6月と言うと1年もちょうど折り返し地点。今年はお花屋さんをオープンさせたので、とにかくバタバタと何をどのようにして生きて来たのか分からないほど、瞬く間という感じの半年でした。やりたいと思ったことの半分も達成できてないですが、一方でとにかく様々なチャレンジを繰り返したので、様々な面で学ぶことも多かった半年でした。前進できているのかどうかは、まだまだ自分ではよくわからないですが、本当に多くの方々のご協力によりなんとか生き延びているという感じです。
 
そんな中、先日大企業に勤めながら副業として自分の会社を運営する若者のトークイベントに参加してきました。知人に誘われてなんとなく参加したイベントで、知人も誘って参加したのですが、いい大人が3人揃って「いやー勉強になったねー」としみじみ言ってしまうほど、若者の純粋な想いとパワーがひしひしと伝わって来ました。
 
彼らはそれぞれに自分なりの社会的な課題を感じとり、自分の信じる道を切り開くべく大企業に所属しながら自分の事業とをうまく使い分けて活動していました。そもそもその社会課題を自分事として感じ取る感覚自体が自分の大学時代とは比べ物にならないと思いましたが、その解決に向けてきちんと一歩一歩進んでいる彼らの姿にとても感動しました。
 
社内での理解を得るために非常に苦労されているようでしたが、社内での業務はもちろん100%以上に質も量もしっかりこなした上で、自分の意思を通すためのコミュニケーションを取って行くとのことで、信頼とコミュニケーションの重要性を改めて感じました。
 
信頼と言うのは一日ですぐに築けるものではなく、日々コツコツと目の前の些末なことにも丁寧に取り組んで来た結果に築かれていくものだと思います。日々の在り方が、いざという時に自分を助け、自由な生き方を得る事が可能になる。おけいこにも通じるものがありますね。
 
また、改めて私が社会に提供できる価値はどんなことで、誰とどんな風にどんな社会を実現していきたいのか?そして、その理想を実現するためにどれだけ信頼を築く行動が出来ているのか、と考えさせられるひと時となりました。上手くいくこともいかない事も、自分の信じた道で真摯に取り組んでいるのであれば、先に向かうための一歩であると背中を押された気にもなりました。
 
おけいこも自由に自分らしい作品を制作するための一歩一歩。日々のおけいこを丁寧に取り組んでいきましょう。
 
新たな気持ちで1年の後半を楽しみましょう!