2024年はどんな年でしたか?
花展が終わりホッとしていたら、あっという間に年末ですね。皆さん、今年はどんな年でしたか?花展もあり、お花では大きく成長した1年ではなかったでしょうか?花展では、生徒の皆さんの素晴らしい作品に感動し、改めてお花の持つ力を実感しました。来場くださった方々にもお花の魅力がしっかり伝わったのではないでしょうか。
思い返せば1月1日能登半島地震からスタートした1年で、災害の多い1年でしたね。幸い東京や藤沢は大きな被害はなく、比較的に平和に過ごせ、まずは当たり前にある生活に感謝しなければならないですね。
そんな平穏な生活とはかけ離れた多忙を極めていた私は、相変わらずバタバタしているうちに終わってしまった1年という感じでした。かなり無理をして、家族にも負担をかけてしまったなぁという気がしています。忙しくバタバタとしていましたが、やりたいと思ったことがなかなか上手く進まないというもどかしさも感じた1年でした。
2024年を振り返り、AIに2024年のフラワー業界のトレンドを聞いてみたところ、こんな感じだったようです。
色としては、ピーチ・ファズ(穏やかで優しい桃色)や明るいブルー(清々しく平和を象徴する色合い)がトレンドとのこと。確かにお店でも青いお花が人気でした。
お花としては、チューリップ、ラナンキュラス、八重桜となぜか春の花が多かったです。確かにどれも優しく穏やかな印象のお花ですね。災害から始まった1年、物価の高騰など個々人の生活にひしひしと迫るものがあり、多くの方が平穏さを求めていたのかもしれませんね。
その年に流通した花きの中から高く評価された品種に与えられるフラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2024で入賞したお花は、最優秀賞:キク(マム)「クラシックココア」、優秀賞:バラ「オール4ラブ+」、特別賞:リンドウ「安代のはごろも」、ミモザアカシアとのこと。
傾向としては、コロナ禍以降久しく続く品薄の状況を反映し、定番品目からの入賞が目立った。なかでも近年課題となっている酷暑対策を行い、品質を維持しながら出荷数量を増やすなど、量と品質の両方を確保した生産者が受賞に至っているそうです。
そんな1年の総まとめとして、今年最後のお正月花のおけいこもしっかり取り組みましょう。
お正月花は特殊なものが多いですから、年に1回のチャンスでしっかり復習しておきましょうね。
来年も皆様にとって実り多き良い1年になりますように。
お花とお酒とおつまみと開催
12月6日、利き酒師・畠山真紀子氏と花屋kkotkkotのコラボ企画で、アレンジメントと全国から選りすぐった日本酒とおつまみを楽しむ会を開催しました。
総勢5名の方が参加され、お花にお酒におしゃべりに、とても楽しい時間となりました。「お花をやってみたい!」という方と、「お酒が飲めるなら!」という方が集まり、盛り上がりました。
千葉の方から参加してくださった方が、「本当はお花を継続して習いたいのだけど」とおっしゃってくださいましたが、さすがに毎月来るには遠く、また次回あるようなら参加したい!と言ってくれました。