SFCニュース10月号

秋の始まりに彼岸花と青紅葉と獅子鍋と・・・

年々厳しくなっていく夏の暑さも、ようやくお彼岸過ぎる頃には・・・いえ、9月が終わる頃には、涼しくなってきましたね。とは言え、まだまだエアコンを付けたくなる日もありますが、ようやく秋を感じられる日がやって来ました。

我が家は温泉好きで、週末予定が会えば温泉に行ったりするのですが、この夏は流石に暑くて温泉に入りたいとも思えず、やっと先日久々の温泉に出かけました。夫が山登りが好きなので、必ず山の散策とセットなのですが、今回は、神奈川県の大山に出かけました。

まだまだ青紅葉が元気で夏のような景色でしたが、よく見ると先の方が少しずつ色づき始めていました。紅葉の時期になるとますます登山客も増えるのでしょうね。散策をしているとちょうどお彼岸をちょっとすぎた時期でしたので、綺麗に彼岸花が咲いていました。

こんなに異常なまでの夏の暑さに加え、いつまでも暑く、季節が狂っているのではないかと思う今年もまた、カレンダーでも見たかのようにちゃんとお彼岸の時期に咲く彼岸花は、本当に不思議ですね。

彼岸花は、日照時間に反応して、花芽を作る「短日植物」で、昼の時間が一定より短くなると花を咲かせる準備を始めるということです。そのタイミングがちょうど秋分の少し前ということのようです。

もう一つ、彼岸花の球根は、地中の温度が下がり始めると芽を出すそうで、特に朝晩の気温が20度を下回る頃に動き始めるとのことで、昼の長さと気温の変化で正確にお彼岸の前後を感じ取っているのでしょう。

彼岸花は毒があったり、忌み嫌われることもありますが、花自体はとても美しいですよね。彼岸花を含むリコリスの仲間は、ネリネなど切り花でも流通していて、お部屋で楽しむこともできます。

話を戻して、お出かけは、いつもお昼は持参なのですが、夫が珍しく猪鍋でも食べようと提案してくれ、お昼からちょっと贅沢。初めて食べた猪鍋は、思ったより淡白で食べやすく、セットになっていた豆腐料理も堪能しました。花より団子ですね。

帰りに立ち寄った主目的の鶴巻温泉は、明治の頃、飲用水のために掘った井戸の水が塩分濃度が高く飲用にも灌漑にも適さないということで、温泉として利用されることとなったとか。古くから私たちのような大山参りの観光客が立ち寄ったとされています。カルシウムイオンが牛乳並みに含まれ、世界一の含有量なんだとか。神奈川県の温泉と言えば、箱根や湯河原等が真っ先に浮かんできますが、鶴巻温泉も大山と共に古くから親しまれる観光地なのですね。

さて、市場のお花もすっかり秋模様。コスモス、吾亦紅、フジバカマ、ススキ・・・実物も沢山並んでいます。秋のお花を楽しんで、これからハロウィン、クリスマス、お正月と行事の多い季節を楽しんでいきましょう!!

ハロウィンイベント@大田区萩中

大田区萩中のkkotkkotのお店の裏にある廃工場にて10月31日3商店街合同のハロウィンナイトマルシェを開催することとなり、花屋kkotkkotとしても出店します。

阿多が運営側にも関わっていることから、ジャズバンドを探しており、藤沢本校に通われている古賀さんに出演をお願いしました。遠いですが、もしご興味ありましたら是非足をお運びください。

10月31日(金)18時~21時

大田区萩中2-6-17 工場跡地

大田区萩中のkkotkkotのお店の裏にある廃工場にて10月31日3商店街合同のハロウィンナイトマルシェを開催することとなり、花屋kkotkkotとしても出店します。

阿多が運営側にも関わっていることから、ジャズバンドを探しており、藤沢本校に通われている古賀さんに出演をお願いしました。遠いですが、もしご興味ありましたら是非足をお運びください。

10月31日(金)18時~21時

大田区萩中2-6-17 工場跡地

プーケットで出会った花たち~寺院編~

タイは90%以上が仏教徒とのこと。プーケット最大のシャロン寺院に観光に行きましたが、お店で仏花を売っているので、供えられているお花が気になり、写真を撮ってきましたので、紹介します。

供えられているお花は蓮の花でしたが、マリーゴールドやジャスミンのつぼみを連ねたプアンマーライも供えられていました。さすが熱帯の地域のお寺なので、お供えは生花でしたが、飾られているのは全てアーティフィシャルフラワーでした。

お供えされている蓮の花

日本でも同じだとは思いますが、泥の中を「迷いの世界」、泥に汚れず花を咲かせる姿を「悟りの世界」の象徴とされているようです。


お供え用に寺院の売店で売られています

プアンマーライ


マリーゴールド、バラ、ジャスミンのつぼみ、デンファレなどを使って作るようです。お供えだけではなく、お祝いや目上の人へのプレゼント、お守りなどとして飾られているようです。

プアンが「紐・束」、マーライが「花輪」を意味していると言います。

アーティフィシャルフラワー

像の周りには綺麗にアレンジされたアーティフィシャルフラワーが飾られていました。
使われているお花はごく一般的なお花でした。

日本の寺院と違って、とても華やかですね。。

次回はハーブ畑編をお伝えします!