SFCニュース8月号

夏の充電期間

 今年の夏はとにかく猛暑日が続き、外に出るのも考えてしまう日々ですね。過去最高の感染者数を記録しつつも、久しぶりの行動制限のない夏休み、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?

 私は今年は思いがけず2度も旅行に出かけることになり、思いっきり充電出来た夏休みでした。

 1度目は7月末に福井に行ってきました。子どもが3人になってからは、公共交通機関でチビ達が騒ぐのも疲れるし費用もかかるので、車で近場しか行かなかったのですが、今年は長女のおかげで皆がはまった「ちはやふる」の聖地巡礼で福井に決定。しかし、中学生になってしまった娘の旅費が今まで以上にかさみ、なんとか格安の宿を探し出し、一番下も大きくなったので夜行バスでの旅行になりました。体力的にはきつかったものの、夜中に移動したことで3日間をフルに観光に使う事が出来、かなり色々と楽しめました。

 1日目は東尋坊と三国湊。高校時代に地理研究部だった私たち夫婦は地形や三国湊の突堤などに興味津々でしたが、子ども達は「ちはやふる」に登場する「あらた坂」で大喜び。桜が咲いていないと、ただの街中の坂なのですが・・・。

 2日目がメインの永平寺と恐竜博物館。恐竜博物館に着くのが遅くなり、見る時間が減ってしまったのが残念でしたが、化石発掘現場を見に行き化石発掘体験などもすることが出来ました。

 3日目は眼鏡ミュージアム、越前和紙、タケフナイフビレッジと越前の伝統文化を満喫。

今まで福井にさほど興味はなく、永平寺と恐竜博物館くらいしかイメージがなかったのですが、京都からも近く様々な歴史と文化のある街でした。和紙作りをしてみたりと、子ども達に普段は得られない体験をさせてやれたかな、と親としては満足だったのですが、三女の絵日記には「ホテルで卓球して楽しかった」としか書かれていませんでした・・・。観光より卓球・・・。

 2度目は兄から提案され、両親と兄と我が家の家族で箱根へ。これまた人数が多いので格安の貸別荘を借りてゆっくり過ごすことに。あいにく台風が来ていて、観光はさほど出られませんでしたが、母の手料理を食べながらゆっくりと過ごすことが出来ました。遊び好きの両親が珍しくこもりっきりだったので、気になって聞くと、「近くに千条の滝というのがある」としっかりリサーチ済み。夕方雨の合間に兄に頼んで連れて行ってもらい、母の執念の観光も果たすことが出来ホッとしました。

 2度も旅行が出来たというのに、夫婦で見ている出川哲郎の「充電旅」や夫の好きな神社番組をみては「あぁ、ここ行ってみたいなぁ」と旅への欲求は尽きません。こういう欲求は仕事への意欲にもつながるということで、楽しく充電出来たので、仕事にも前向きに取り組めそうです!

 10月には海生けもあるので、しっかり準備を進めていきたいと思います。面白いゲストも呼ぶので、ニュースやお知らせ注目して下さいね。

花材研究~花とSDGs~

 SDGsには17の開発目標がありますが、そのうちの14番目に「海の豊かさを守ろう」というのがあります。

 海生けは、まずはビーチクリーニングを行い、海岸のごみを拾い集め、集めた流木や廃材を活用しつつお花を生けていくイベントです。流木や廃材をいかにフラワーアートへと昇華させるかは私たちの腕の見せ所ですね。一般の参加者も一緒に参加していただく予定ですし、変わったイベントなので道行く方も立ち止まって見て行かれることでしょう。日々のおけいこにも前向きに取り組んで腕を磨き、当日は地域の方も含め作品作りを楽しみましょう!

 「海の豊かさ」とはどういくことか?「海の豊かさを守るには?」ということをそれぞれ考えるきっかけにして行ければいいですね。きちんと伝わるようなイベントにしていきたいですね。